サッカーJリーグの福島ユナイテッドFCは10日、DF當麻颯(とうま・はやて、23歳)との契約を更新したと明らかにしました。身長186センチ、体重76キロのセンターバックとして来季も福島の最終ラインを支えます。クラブは来季の百年構想リーグと、その先の2026-27シーズンにつながる体制づくりを進めており、主力DFの継続契約は戦力面で大きな意味を持ちます。
當麻選手は大阪府出身で、ガンバ大阪のジュニアユース・ユースを経て甲南大学に進学し、その後福島ユナイテッドFCに加入しました。今季はチーム、個人ともに「満足のいく結果を残せなかった」と振り返りつつ、次年度の百年構想リーグを「26/27シーズンへとつながる重要な大会」と位置づけています。百年構想リーグは、Jリーグ参入や昇格を見据えた基盤づくりの大会で、クラブにとっては強化と運営両面での試金石となります。
當麻選手はコメントで、「覚悟と責任を持ってチームのために全力を尽くす」「この大会を通じて成長し、翌年のJ2昇格という目標を必ず掴み取れるよう、トレーニングに励む」と決意を表明しました。クラブは若手育成と継続強化を進めており、23歳の長身DFの残留はディフェンスラインの安定化と将来性の両面でプラスになるとみられます。今後は、補強状況や戦術の整理が進むかが、J2昇格争いへの現実性を左右しそうです。
【クラブ情報】
福島ユナイテッドFC(運営:株式会社AC福島ユナイテッド)
所在地 福島県福島市飯坂町字筑前7-1
代表者 鈴木勇人
source: PR TIMES
